2017年1月 8日 (日)

17/01/07 ウェーディング用のラゲッジ改良

YATAの愛車、GRFインプレッサは、5ドアなのでウェーディング時の準備・撤収が楽なのだが、ライトが豆電球で位置もサイドの低いところで、大量の用具に邪魔されて、まったく役に立たない。

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いつも、ウェーディングの準備・撤収の時は、ウェーディング用のヘッドライトを使ってやっている。
そこで、テープLEDを増設することにした。

インプレッサの改良の定番。
テープLEDをモールに挟み込む方法。
電源は、ラゲッジのライトから取るので、ドア開閉に連動。費用は3000円ほど。

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ラゲッジ内は明るくなったので1歩前進。
あとは外側をどうするかだな。

2012年11月13日 (火)

番外:輸入タイヤトラブル・その6「原因判明…なんと!」(終了)

番外編で書き続けてきた輸入タイヤのトラブル。
タイヤの不具合の原因が判明した。

結論は、やはり「製造不良」だった。

メーカーから「車両流れ発生品 調査結果報告」という文書が送られてきた。
A4で表紙込の4枚。内容は、それなりに詳細に渡っていた。

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メーカーの担当者とは電話でも話したが、「内容は、YATA個人に対し、報告した事項なので…」と詳細を公表されることは前提としていないという話だった。
それは理解できる。

ただ、ここまでも書いてきた通り「こうした事例がある」ということを知ってもらうためのブログ記事なので、概略は記しておきたい。

まず、現品確認。
230kpaの内圧で、最大6mm弱の外形の変化が確認された。メーカー側が撮影した写真を見ると、YATAが装着していた時より、変形が進んでいるようにも見えた。

そして、原因。
内部のレイヤーが、通常2層になっているはずなのに、アウトサイド側が1層足りず、インサイド側が1層多い=つまり3層になっていたということだ。このため、アウトサイド側の剛性が低くなり、空気を充てんするとインサイド側よりも膨らむ=外径が大きくなったということだった。

タイヤの構造だが、報告書の図面を抜き出して転載させてもらう。
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レイヤーは、トレッドの内側にあり、タイヤの回転でかかる遠心力でタイヤの直径が大きくなりすぎたり、ベルトから剥離したりするのを防ぐ役割があるそうだ。そのレイヤーの枚数(位置)が異なっていたため、空気を入れると剛性が低いアウトサイドが膨らんだようだ。さらに、この状態で回転を続けたため、形状自体に変形も見られたようだ。


では、なぜ、そうした不具合が起きたのか。
報告書では、若干、わかりにくかったので、メーカーから電話が来た時に聞いたが…いまひとつ分からなかった。概略で言うと、設備トラブル時に人為的操作ミスでレイヤーの貼り付けに不具合が生じたということだが、こちらも時間がなかったので、深くは追求しなかった。

また、なぜ不良品が販売ルートに乗ったのか。
メーカーでは、内圧をかけて直進性能検査をしているが、工場出荷時に基準下限だったので基準内品として出荷されたということだ。見た目でもわかる変形が基準以内というのも不思議な話だが、結果はともかく、内圧をかけてのしっかりした検査をやっていることは理解できた。

ちなみに、継続使用の安全性は、基本性能は確保されている…ということだが、形状に変化も見られたということは、継続使用を見送って正解だった。不良品は、はやり不良品だ。

今後の対策では、製造面ではミスが出ないように設備改造、検査方法も見直しを検討するということなので、本当に実行されれば、ユーザーにとってプラスの方向なので、タイヤをメーカーに送った意味があったと言える。
YATAのこのつまらぬ騒動も、少しは世の中の役にたったかもしれない。

ただし!ハンガリーのタタバーニャ工場での話だから、日本のユーザーの役に立つのかどうかはわからない。。。


ここでは書かないが、メーカーからは、ユーザーの立場を考えた提案がYATAにあったが、その件は辞退させてもらった。
YATAは、クレーマーでも強請りたかりでもなく、そうした意図もない。返品交換や返金などは求めないことを最初から伝えていたので、メーカーに提供したタイヤの代品も辞退した。提供したタイヤは、検査後、メーカーで処分してもらうことにした。

何より、代品を提供されれば、ここで何も書けなくなってしまう。
それを避けたいのが最大の理由だ。


ただし、メーカーの報告は誠意を感じることができた。
十分な回答を得たと思っているので、それで十分とした。
このメーカーへの信頼感も回復することができた。


今回は、結局、4本のタイヤ交換で、5本を購入することになってしまった。
しかも、いまはハンガリー製3本と日本製1本の不自然な組み合わせ。大丈夫なのか?とも思ってしまうが、まあ、ここは泣いて我慢だろう。安さにつられて、どうしようもない輸入タイヤ販売店に飛びついたYATAもいけなかったと諦めるしかない。せめてもう1本、日本製を購入して2本+2本にすることも考えたが、キリがなのでやめにした。あとは、残りのハンガリー製の3本に不具合が出ないことを祈っている。




最後に、これまであえて書かなかった当該タイヤ自体の性能について、YATAの印象を書いておこう。

当該タイヤは、純正装着タイヤの後継品だが、前のタイヤに比べると、ピーキーさがなくなり全体的にマイルドになった感触がある。
これは、良し悪しの部分ではある。

コーナーリング性能では、コーナーリング中に、突然、グリップ感を失うことはない。ただ、ぬるっと滑り出すタイミングは早いように感じる。前のタイヤが「頑張って頑張って頑張って…(突然)もうダメ!」となるのに比べて「ちょっと滑るよ?もうちょっと滑っていい?」という感じがある。ただ、ややラフな路面だとあくまでもコントローラブルな範囲で「タンタンタン」と飛びながら滑ることもあるので、ヌルヌルしたタイヤというわけではない。

直進性能は、高くなった感じがする。ただし、マイルドに高まっている。旧来品が暴力的な直進だがブレもある…という感じだった反面、後継品は、マイルドに直進していく印象がある。ただし、不良品で斜行だった期間が長く、いまも遅れた1本の交換で、斜行が出ることがある(路面状況によって出ないこともある)ので、評価は定まっていない。

特徴的に感じたのは、ウエット・グリップ。これは、飛びぬけて良くなっている。他社製品に比べても、かなりのレベルだろう。旧来品は、ある程度の降雨になると、水に乗ってしまうことがあり、完全なハイドロの恐怖体験もあった。しかし、後継品は、豪雨で周辺の車が速度を落とさなければならない状況になっても、確実に路面をグリップする感覚が伝わり、高い直進性を維持できている。豪雨の高速を走行中に水たまりに突っ込み「しまった!」と思ったことがあったが、何の問題もなく通過できた時には感心した。ただし「これで不良品じゃなければよかったのに…」と残念に思ったのも事実だ。

硬さは、XLだということもあって、かなり硬めだ。正直、硬い乗り心地が不得手な人には向かない。この乗り心地だと、XLでなくてもそれなりの剛性感だろう。ただし、YATAのように、しっかりした足回りの感触を求める者には最適ともいえる。コーナーでのよれはなどはなく、峠道でも不安感はない。その分、硬すぎでラフなコーナーでは跳ねながら滑るのだろうから、通常はXL以外を選ぶ方が良いかもしれない。

騒音は、低いとは言えない。ただ、うるさいともいえない。非常に微妙なレベルだ。

全体を通して、ピーキーさはないが、それなりのレベルを維持していて、サーキット走行まで考えなければ、十分なスポーツタイヤといえる。GRFには十分なタイヤだ。今回の不良品騒動がなければ、次に交換する際も選んだであろう。

なぜ、インプレッションを書いたかというと、基本的な性能は十分な製品だということは、伝えたかったらだ。


今回の輸入タイヤのトラブル。
総括すれば、販売店の要因が大きい。もし、ネットで問題の輸入タイヤ販売店(会社)を選ばなければ、これほど問題にはならず、製品やメーカーに対する悪い印象もつかなかっただろう。何より、無駄な時間と金を浪費しなくて済んだ。そうしたことを考えれば、はやり、販売店選びが重要になってくる=値段につられず、慎重に販売店を選ぶべきだったと考えている。

みなさんも、すったもんだの末で、生産国がバラバラのタイヤの組み合わせ…なんて、笑えない結果にならないように気をつけてほしい。




(終わり)





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※「番外編その1」の最下段に注意書きがあります。必ず、ご参照ください。


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2012年11月 2日 (金)

番外:輸入タイヤトラブル・その5「少しまともになった」(一旦終了)

国内トップのタイヤメーカーの海外工場製製品で起きた不良品の問題。

不良品1本を交換するとなると、他の3本と同じハンガリー製の製品が必要になる。日本製と海外製では、その地域の道路や気候などに合わせてコンパウンドなどを変えている可能性があるからだ。

しかし、いざ探すとなると、なかなか難しい。

対応が悪かった関西の輸入タイヤ販売店「tw.n」は論外。他の販売店を探すが、○○製というのを明示して販売しているところは少ない。「生産国の指定はできません」「製造時期の指定はできません」などの表示が目立つ。生産国は「海外生産より日本製を」という消費者が多いためだろう。製造時期も、在庫調整の関係で、古いのは早めに出してしまいたいということだろう。消費者が4本セットで求めるか、2本か1本か…注文がバラバラだと、在庫も4本の倍数とはいかなくなるからだろう。それは理解できる。
ただ、YATAが欲しいのは国産ではなくハンガリー製。不人気ならば、指定させてくれれば良いのだが…。

そうした中で、関西の別の店でハンガリー製を明示して販売しているところがあった。
早速注文。あっという間に届いた…が!YATAのミスが発覚。ロードインデックスが異なっていた。販売店に連絡を取り、他の3本と同じロードインデックスがないか聞くと「申し訳ありませんが扱っていません。返品をお受けしますよ」とすぐに回答があった。お礼を言って返品。同じ関西地方で、この差は何なのだろう?

結局、ネット上で「この価格で国産はないだろう」という販売店を見つけ発注。この販売店も「生産国の指定はできません」となっていたので「きっとハンガリー製だろう」と思っていたら…残念ながら、国産の正規品。「え?」という位の価格…不思議だ。

仕方なく、ハンガリー製3本、国産1本の組み合わせにすることにした。

仕事が忙しく、なかなか交換に行けなかったが、何とか時間を見つけ、再びアローバさんへ。(http://arroba-tire.com/)

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テキパキとした作業で外してもらったが、やはり、アウトサイドが厚い状態が続いている。
早速、ホイールから外し、新しいタイヤを組み込もうとすると…外した不良品に変化が。依然、よく見るとアウトサイドが厚い状態だが、ホイールに組み込んでいる時に比べると張り出しが少ない。
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つまり、不良品の症状は、ホイールに組み込んでいる状況=真円で空気圧がかかった状況で顕著に表れることがわかった。

そして
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なかなか見られないホイール裏の状況を観察した後
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再び、組み込み。
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終了。
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走り出すと、左流れの症状は、ほぼ消えた。完全ではないが、かなり改善した。
ここまで、3020キロの距離を走っていた。1本(右リア)だけ摩耗が少ないタイヤが組み込まれた状態のなので仕方がない点だ。また、これは想像…というよりも空想に近いが、コンパウンドの差も…それは影響するほどではないか。。。
いずれにしても、不良品を装着していた時とは雲泥の差。運転がしやすくなった。

外したタイヤは、赤の部分に他の場所より深い摩耗がみられた。
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また、黄色の部分を左右で比べてみると、画像右側=アウトサイド側の摩耗が大きいように感じた。ただし、コーナーリング時にはアウト側の方が圧力がかかりやすいので、不良品=変形との関連はわからない。

外したタイヤは自宅に持ち帰り、送料「自己負担」でメーカーに送った。
メーカーから回答があれば、また、ここで報告しよう。


今回の不良品の問題では、最初の注文からここまで2か月近くを要した。
仕事が忙しかったことが影響しているが、暇な時期でも、それなりの日数が必要だったと思う。気分がすぐれない日々を過ごすことになった。

「その1」でも書いたが、基本的に、不良品を出したメーカーは、比較的優良な製品を送り出していると思う。ただし、不良品を流通させたことは確かだ。もし、車に疎い人ならば(そんな人がこのタイヤを使うとは思えないが…)不良品を不良品と思わず、何かおかしい?と疑問符をつけながら使い続けたかもしれない。工業製品である以上、不良品の発生は仕方がないことだ。ただし、命に関わる製品である以上、いかに不良品の流通を防ぐのか、そして流通してしまった場合の対処を迅速に行うのか、そこがカギになる。その点では、考えさせられるケースだ。

タイヤ業界では、本社は対応せず、販売店対応というのが普通になっているようだ。ただし、今回のようなケース(論外の販売店の場合)では、そうした対応は十分に機能しない。
「タイヤは命を支えている」と言うCMもあったが、命を支えるためのシステムが十分なのかは、業界全体で考えて欲しい…とも思う。

さらに、安さに飛びついたYATAにも問題ありだが、タイヤという製品をどう考えるか、輸入タイヤの通信販売にはどのようなリスクがあるか、そうしたことが参考になればと、ここまで書いてきた。どのように受け止めるかは、読んだ方に任せたい。


YATAはどうか?



これ以上はやめておきましょう。

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(一旦終了)



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※「番外編その1」の最下段に注意書きがあります。必ず、ご参照ください。


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2012年10月30日 (火)

番外:輸入タイヤトラブル・その4「メーカーに聞いてみると…」

不良品のタイヤをどうするか・・・。
考えているうちに、変わったことを思いついた。

「このまま不良品を使い続けたら、どうなるだろうか?」

興味がわいてきた。厚みがあるアウトサイド側は、ほかに比べて、早く摩耗していくのだろうか?もしかしたら、早く摩耗して平面に近付くとか…。それとも、全体が均一に減っていって、このまま?もっと違う不具合が現れる?

正直 、破れかぶれ。どうでも良い感じになっていた。
どうでも良いついでに、しばらく履き続けてみようか?そんな考えが浮かんできた。

ただし、右肘への負担は続いている。
痛みが取れない。これは体の負担、このままというわけにはいかない。

さらに、それ以上に気になるのが安全性。
万が一、バーストでも して、周囲に迷惑、さらには危害を加えるようなことは避けなければならない。

そこで、メーカーにメールをしてみた。考えられる原因と継続使用での安全を質問した。

質問には、知りたいのは原因と安全性で、会社側に、交換・補償などは求めていないことも明記した。メールフォームに写真を添付できないため、写真は、撮影していることだけを書いた 。

後日、お客様相談室の担当者からメールがあった。
写真を見たいという。何の問題もないので、3枚送付した。

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その後、お客様相談室から直接、電話が 入った。

「不具合があったタイヤの耐久性テストはしたことがないので、継続使用での安全性は正直わからない。長期使用で、変化が生じないとも限らない」
そんな話だった。

また、原因は「貼り付けの部材が偏った可能性がある」という、当初の想像の範囲内の回答だった。

電話では、「本来は販売店を通して…」「国内の流通品ではないので…」などの発言が多く、不当要求を警戒しているようだった。まあ、そうした者が多いのだろう。

メーカーに対して、金品を要求する意図はないこと、原因特定と安全性の確認にしか興味がないこと、安全性向上の研究材料として使いたいなら不良品を無償で譲ることを伝えると安心したようだった。

ただ、ここで気になった点がひとつ。
不具合の対応は基本的に販売店対応で、今回の製品はヨーロッパ向けなので会社としても対応はできないということをくり返し話していた。返品交換を求める気はないので、どうでもよい話なのだが、ある意味「自社ブランドでも、国内向けじゃないと責任は取れない」ということになる。ただし、ユーザーは、どこで製造販売された製品でも、このメーカーの製品だから選んだ訳で、ブランドイメージの面、さらには企業としての危機管理の面では、そうしたことを前面に押し出すのは、はたして適切なのだろうか…と考えさせられた。
つまり、自分の会社にあてはめた場合、同じような対応をしていないと言えるのか、していたら企業イメージを損ない組織に不利益をもたらしていないか…我が身に置き換えると、考えさせられる対応だった。
まあ、今回の対応は、不当な要求をしてくる者が少なからずいるからこその対応なのだろうが、企業イメージ・危機管理としては、疑問を感じた(この時点では…)。

そして、その後、メールでも写真を見たうえでの推定原因などが、 改めて届いた。
その推定要因は、タイヤの部材貼り付け時に、任意の部材が、左右対称でなく、アウトサイド寄りに張り付けられてしまった可能性が考えられること。
.継続使用は、不具合品の耐久性検査のデータがないので断定できないが、長期使用した場合の耐久性懸念があるということだった。

これで、使い続けて試す案は、リスクを考えると選択肢から外さざるを得なくなった。

さらに、再発防止の研究材料にしたいので、可能ならばタイヤを着払いで送って欲しいということだった。


ここにきて、正直、悩んだ。
この会社に渡して、本当に原因究明をして、その結果を知らせてくれるか。
うやむやのまま「不明でした」とはならないか。


色々悩んだが・・・送ることにした。
どの程度、消費者の疑問に真剣に答えるのか、見てみるのも良いだろうと考えたからだ。

そのためには…もう1本、ハンガリー製の製品を探さなくては・・・。




(続く)



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2012年10月28日 (日)

番外:輸入タイヤトラブル・その3「これが原因特定の写真」

原因は、タイヤの不具合とほぼ特定されたのだが、関西の輸入タイヤ販売店「tw.n」は、なかなか認めたがらないようだ。
「再び、アライメントを受けてくれ」とメールが届いた。

前回のメールで、ディーラーの店名と担当者を聞かれたので答えていた。ディーラーに直接、話を聞いたはずなのに、さらにアライメント測定を求めてくる。当然、費用はこちら持ち。指定してきたのは、作業代が比較的高額な2店。しかも、2店舗ともに外車が中心の店舗で、BRFが得意なところではない。すでに、自費21000円でアライメント測定を行っている。比較的高額の店で30000円近い測定料を払えば、合わせて50000円…。。。

こちらが諦めるのを期待しているのかな?と思ってしまう。

私自身は、すでに、販売店には何も期待していなので、単なる金目当てのクレーマーとは勘違いされないように、言葉を選びながらメールを返す。
いずれにしても、このままという訳にはいかない。原因を特定しないと対策が立てられない。そこで、トラブル対応をはじめとした技術力があるショップを探した。

決めたのは、横浜の「アローバ」(http://arroba-tire.com/)というショップ。
Arrobalogo09072511
HPからすると、トラブルの原因を探る力量が高いように感じたので、状況を説明し、チェックを受け入れてもらった。

チェ ック当日。まずは店長さんの聞き取り調査。症状やこれまでの経緯を説明する。そして、同乗での試乗。

「ストレス以外のナニモノでもないですね」

店長さんの第一声だ。

症状でドライバー=私が受けている感触を一言で表した。まさに、 ストレスを感じながらの運転になっている。ただ、ストレスは肉体的、運転上の精神的だけではなく、メーカーや販売店へのス トレスも大きなものを感じている。そのストレスを飛ばしてくれるような店長のひとことだ。試乗を続けながら、店長の説明。

「これだけ症状が出て、タイヤの入れ替えで流れる向きが変わるのはタイヤ自体の異常だと思います。変形しているのでは。そうでないと説明がつかない。たぶん、再度のアライメントは必要ないでしょう。(1回目の)データを見た感じでも、きれいに出ていますし、もう1回やっても無駄になります。ひとまず、タイヤをチェックしてみましょう」

「お願いしますm(_ _)m」

プロらし さを感じた。
今回の経緯の中で、初めて感じたプロらしさかもしれない。店に戻り、タイヤのチェックを始める。
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そしてすぐに ピットへ呼ばれた。

「わかりました。これです」

それが、この写真。
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タイヤのインサイド側に比べて、アウトサイド側に極端な厚みがある。そのため、上に載せた棒が地面と平行にならず、アウトサイド側が上がっている。

正常なタイヤの写真は、こちら。
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2枚を比べると、その差が明確にわかる。
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アローバのHPの写真の方がわかりやすいので、拝借。
2012910s0011hp

明らかな製品不良だ。アウトサイド側が厚い=円周が長いため、1回転で進む距離が、インサイド側に比べて アウトサイド側の方が長く、結果的にタイヤはインサイド側に流れていこうとする…これが左(右)流れの現象だった。

4本中、1 本が不良品で、その不良品が当初、右フロントに装着されていたため、道路自体にある左側への傾斜(雨水などが側溝に流れるよ うにわずかな傾斜がつけられているところが多い)と合わさって、強烈な左流れを引き起こしていた。その後、左右を入れ替えたことで、右流れに変わったが、道路の傾斜が打ち消す作用もするため、やや流れが弱くなったように感じたのだ。ただし、道路 のわずかな傾斜では、完全には打ち消すことができないくらいの深刻な不良だった。
店長も「こんな目で見てわかるのは初めて です」と驚いていた。
しかも、ハンガリー製とはいえ、国内トップメーカーのフラッグシップモデルで…。いわゆるアジアンタイヤでは、こうした事例は聞いたことがあるということだが、国内メーカーでははじめてだという。

ひとまず、タイヤがなければ走れないので、不良品はリアに装着し た。
ハンドルで曲がる(曲がってしまう)フロントに比べて、固定のリアの方が影響は少ないという。確かに、流れる量は大幅に減った。しかし、完治ではないし、タイヤローテーションもできない。いずれにしても、交換が必要になった。

なぜ、こうした 不良品が出回ってしまうのか…。

ここでは書けない噂話なども聞いて、お礼を述べ、店を後にした。
ちなみに、料金は「え???」と 思ったほど安かった。技術料なのだから、もっと取ってもいいのに…などと思ってしまうぐらいなのだが。

一連の騒動の中で、最も誠実で信頼できるショップだった。

一方で、どうしようもないのが輸入タイヤ販売店。
一応、結果報告として関西の輸入タイヤの販売店「tw.n」にメールで写真を送った。誰が見ても一目瞭然の結果だったからだ。もちろん、クレー マーとは一線を画すため、こちらからは要望・要求は一切していない。販売店からレスがきた。

「JATMAへ提出させて頂きたく存 じます。お忙しい所大変お手数をお掛け致しますが、タイヤを取り外し、着払いで弊社まで返品して頂きますようお願い申し上 げます」

当然、拒否。
この販売店には期待することも、求めることもない。そもそも、タイヤを外して返品、その後、 代品が送られてくるとしたら…その間、車はどうしたら良いのだろうか?スペアを付けたまま放置になる。YATAは仕事上、数週 間、休みがなくなることも普通にある。外したまま代品が届いても交換にいけないまま1か月…などということも考えられる。 仮に、取り外し・再装着をする場合も、信頼できる横浜のアローバさんに依頼することになる。少なくとも、同じことが起きな いように、再装着時はチェックしてもらってからでないと不安でならない。スペアタイヤで横浜往復…無理だ。

何より、当初から、顧客を疑って更なる費用負担(2回目のアライメントなど) を求めるような態度に不信感があったので、販売店に「2度とメールをしないでください」と縁切りを伝えた。

ある意味、販売店側の思うつぼなのだろうけど、貴重な時間をこんな販売店への対応で失いたくないし、不愉快なメールを送られるのも嫌な ので、そう伝えた。それ以降、販売店側からは、一切の連絡も謝罪もない。

そんなものでしょう。

タイヤ1本分、ドブに捨てるこ とになったが、気分的には楽になった。

ネットでの海外製品の通販は、問題がない時は良いのだが、問題があった時には、金を ドブに捨てるくらいの気構えが必要かもしれない。

特に、今回のタイヤのように「外して返品」ということが簡単にはいかない製品はなおさらだ。これが、対面販売の店ならば、車を持ち込んで1本交換して…終わり、ということになるが、通販では、そうはいかない。しかも、販売店側の対応がいまひとつの場合は、時間も多く取られる。そうしたリスクも考えると、次は…輸入 タイヤには、なかなか手が出せない。

もちろん、今回の輸入タイヤの販売店は論外だ。



そして、話は製造メーカーへと移る・・・。


(続く)


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番外:輸入タイヤトラブル・その2「不具合ほぼ確定でも販売店が…」

新品タイヤの装着直後に発生した極端な車の左流れ。徐々に原因が見えてきた。
これまでのわずかな知識が正しいか確認しようと、ネットで調べてみる。
疑ったのは、ひとつがアライメントの異常。

そしてもうひとつが製造不良=トレッド面などの貼り合わせ時の不良で、貼り合わせ部分が重なるなどして変形しているケースだ。

ネットで調べる と、やはり、その2つしか思い当たらない。ディーラーに持ち込んで相談し、まずはアライメントをチェックした。もちろん自費 。費用は21000円だが、このまま走り続けるのは無理だし、安全に関わってくる。
純正装着タイヤの交換前には、左流れの現象はまっ たくなかった。そのため、アライメント異常の可能性は低い。しかし、ディーラーの話では「純正装着のタイヤは経年劣化が進むと固くなり、滑りやすくなる。アライメン トが狂って、本来なら斜行する状況でも、インプレッサのパワーに負けてズルズル滑りながら、直進しているような状況になっている可能性もないわけではない。それが新品のタイヤになって、前よりグリップするようになり、アライメントの異常が顕在化したと いうことも考えられる」という。面白い話だが、まだ1回目の車検が来る前で、そこまでの劣化は考えにくいな…と思いつつ、結果を待つ。
そして、結果は…当然ながら、まったく異常なし。数値は、すべて適正範囲内。調整が必要ないレベル。アライメントは、実際にはディーラーからタイヤショップに下請けに出されていたのだが、原因がつかめないという。ただし、大きなヒントを得られた 。測定後、念のために左右のタイヤを入れ替えると…今度は右流れになった。しかも、若干、左流れよりは症状が緩和されているという。

この症状から、タイヤの異常が、ほぼ確定した。

というよりも、ほかに説明がつく材料はない。ディーラーも「タイ ヤが原因としか考えられない。ただし、どんな異常かはわからなかった」という答え。

まずは、不良品をつかまされてしまったことが、ほぼ確実になった。
日本最高峰のメーカーのフラッグシップモデルなのだが…。


問題は、この後、複雑化する。通販の危うさが浮き彫りになった。
ここまでの経緯をまとめて、関西の輸入タイヤ販売店「tw.n」に連絡を取ってみた。私は、あくまでも素人 なので、原因を決めつけずに、これまでの経緯を説明した上で「どのようなことが考えられるか」ということ、それとすでに装着・使用後であるが交換などの可能性があるかという点を確かめたかった。
販売店の回答は「率直に申し上げて初めてお聞きした症状でございます。新品タイヤ を装着後、それが原因で車が直進できないというのは非常に不可解でございます~中略~こちらの方で検査に出すこともできますが如何なさいましょうか」(原文のまま)という、どこか他人ごとの反応。
しかも、HP上では「世界中のタイヤメーカーやホイ ールからプロとして選んだ、より良い商品(価格、商品のクオリティ)を皆様にお届けすべく…」とうたっている割には、「タ イヤが原因なら不可解」という。タイヤの製造不良があることを知らなければ素人だし、知っているのに知らない振りをしているとしたら消費者軽視といえる。

さらに「こちらで検査に出すことも…」とできない提案をしてくる。このまま検査に出すとし たら、もう1セット購入しなければ、タイヤを外した店にタイヤのない車を放置することになる。いったいどういうつもりでこう した提案をしてくるのか……販売店への不信感が高まった。

やっぱり、海外ものの通販は、金をドブに捨てる覚悟が必要なのかな …すべての店ではないが、この販売店ではそうだな…そんなことを考え始めた。

(続く)

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2012年10月20日 (土)

番外:輸入タイヤトラブル・その1「新品装着後、車が左に…」

最近、まったくカヤックに行けない日が続いているので、番外編のブログ。カヤックの運搬にも使う愛車のタイヤ交換で、思わ ぬトラブルに巻き込まれた。

 

 

ひとことで言うと、見事に不良品をつかまされた。

 

 

タイヤは、国内トップメーカーのフラッグシップモデル。メーカーでは、プレミアムスポーツと表現している。ただ、今回、購入したタイヤは、通常と異なる点がひとつ。そのメーカーのハンガリー工場製の輸入品だ。

YATAの 車は、IMPREZAのGRF。

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300psのハイパワーモデルで、それなりのタイヤを履かないとパワーにタイヤが負けてしまう。さらに、カヤ ック積載時は、高重心で重量物が載るので、タイヤには通常以上に負荷がかかる。このため「それなり以上」のタイヤが必須だ 。情報を探りながら、検討を進めた。口コミ、比較インプレッション、プレビュー、様々な評価を見比べた結果、純正装着のタイヤの後継品に決めた。

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問題は価格。

 

近くの自動車用品量販 店では、工賃・廃タイヤ・バルブ交換を含めて、約21万円。さすがに…厳しい金額だ。そこで、裏ワザとして、ハンガリー工場 製のヨーロッパ向けモデルの輸入品を選んだ。ハンガリー製とは言え、国内トップメーカーのテクノロジーだし、欧州車にも純正採用 されていることを考えると安心感があった。

 

しかし、この期待は、見事に裏切られることになる。

 

ハンガリー製のタイヤは、国内の正規ルートでは販売されていない…らしい。いくつかの業者が、ヨーロッパか ら輸入している。複数の店を調べ、関西の輸入タイヤ販売店「tw.n」を選んだ。比較的、大きな会社のようで自社ビルも持っている。タ イヤのサイズは245/40R18で、価格は11万円強。国内品の半額に近い価格だ。

大手通販サイトを通じて、通信販売で購入し、送ら れてきたタイヤは…みごとに国内メーカーのブランド品。偽ブランドではない。タイヤのサイドには、MADE IN HUNGARYの文字。そこが、少 し違う。

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持ち込みタイヤの取り付け専門店で交換。いざ走り出すと…ちょっと鈍めの感触。新品でひと皮むくまでは、 こんなもんだ。第三京浜に入って制限時速で流すと、徐々に接地感が高まってくる。

 

その時。

ハンドルに違和感が出始めた。

 

当初のヌメヌメした感触の時にはわからなかったが、ハンドルを左に取られる感触が強まっていく。ハンドルから力を抜くと、確実に左レーンへ流れてく。左側の車線に車が入ってしまうほど。交換前は出なかった現象なので、まずは空気圧を疑った。車を止めて計測すると、やや左が高い。「左が高ければ…右流れのはずだが…」と思いながらも、調整して再び走り出す。しかし…症状は変わらない。

「初期当たりみたいな現象があるのか?」

と 思い、そのまま走行を続けるが、症状は変わらない。

左流れの程度は、かなり深刻。常に、右にカウンターをあてるような感じ で走らなければ、直進しない。腕、特に肘に力がかかり、右ひじを痛めてしまった。この痛みは、その後も継続して、な かなか完治しない。

ハンドルを左に回す時は力を必要としないが、右に回す際にはかなりの力を必要とする。右→左のS字カーブ では、右に力を入れた後、左に回す際は思いっきり力を抜かねばならず、安定したラインが取れない。

 

危険を感じ、ディーラー に持ち込むことにした。

 

(続く)

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※このブログは、特定の企業や製品を貶めるために書いたのではありません。こうした事例があることを知ってもらい、タイヤ選びの参考にしてもらえればと思い書き記しました。

※YATAは、当該メーカーの製品を20年間で10セット程度使用しましたが、今回が初めてのトラブルです。基本的には優良な製品を生産していると考えています。タイヤのメーカーや製品名を誤認されるおそれがあるので、商品名を記載します。ブリヂストン POTENZA S001(245/40R18・97Y-XL)です。

※輸入販売店は、同じ地方に複数の輸入販売店があるため、ほかの販売店と誤認されないようにある程度のスペルを記載しました。補充品の購入などで、ほかの販売店とも連絡を取りましたが、良心的な輸入販売店もあるので、誤解のないようにしてください。

2019年7月
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