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2020年5月10日 (日)

おうち時間「そうだ!ルアーを作ろう!」⑧ディッピング(下地)

やっと下地のディッピングを開始です。

【ディッピング(下地)】

まずは、十分に乾燥させたルアーをベース用の溶剤に浸けます。ベース用の時だけ40分間、浸けたままにします。

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終わったら前回紹介した引き上げ用の棒で引き上げ、乾燥用のS字フックに付け替えて乾燥させます。

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乾燥は、この後、全ての段階共通で最低1時間は間隔を取ります。また、ディッピング後は、楊枝などを使って、アイに付いた余分なセルロースセメントを取ります。楊枝を回しながら巻き取るようにすると簡単です。ただし、吊るした際の下の部分は、時間が経つと上の方から徐々に溶剤が落ちてきます。そのため、あえてこの作業に時間をかけます。ゆっくりやることで、溶剤が落ちてくるのを待ちます。ここで手を抜くと、テールが太くなりすぎたり、ヘッドの形が変わってしまって泳ぎに影響を与えるので注意が必要です。また、腹のアイもちゃんと取っておかないと、アイの部分の溶剤が下に落ちることで腹の部分が凸凹になってしまったり、アイの足元が必要以上に太くなりすぎたりするので注意してください。

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ベースのディッピングの後は、下地用の溶剤で8~10回ほどディッピングを行います。

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ディッピングは、ゆっくり5秒以上かけてゆっくり浸けて、30秒ほどかけてゆっくり引き上げます。

ボチャンと浸けると気泡が出やすくなります。また、急いで引き上げると、ルアーにうまくまとわりつかずにそのまま流れ落ちる量が増えます。ゆっくりをキーワードにしてください。

また、ディッピングの方向は、毎回、ヘッドとテールの向きを交互に変えてください。変えないと、常に下側にある方が太くなってしまいます。

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そして、前回説明した「かぶる」現象です。正直、下地の間はかぶっても構いません。あまり影響はありません。かぶっても、そのまま次のディッピングに進んでも大丈夫です。しかし、塗装後は、必ず対策が必要です。かぶった状態は、表面にごくわずかな凸凹ができていると思ってください。そのままで次のディッピングをすると、凸凹の間の空気が残ってしまい、次のディッピングの溶剤に小さな気泡が沢山入ってしまいます。見た目が良くなくなります。このため、かぶった後は、リターダーでの処理が必要です。

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写真の下側のルアーがかぶった状態です。撮影用に湯気をあてて無理やりかぶらせましたが、いまひとつかぶってくれませんでした。これにリターダーを塗ると下の写真のようになります。

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かぶった部分と処理した部分の差が明確に分かると思います。このように処理をしておけば、次のディッピングでも大丈夫です。もちろん、処理後は乾燥させてください。

こうして8~10回ほどディッピングをすると下地作りは終了です。

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次は塗装前のサンディングです。

(⑨に続く)

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